こんにちは、セイヤです🏕️
「ソロキャンプを始めたいけど、テントの種類が多すぎて何を買えば良いのかわからない!」
という方に向けて、今回はおすすめテントを紹介したいと思います。
- 見た目が自然に馴染む、おしゃれ
- 設営・撤収がしやすい
- 耐久性がある・壊れにくい
- コストパフォーマンス
このあたりを基準に間違いないものを紹介をしていきます🏕️
筆者はソロキャンプ歴5年で様々なテントのリサーチ、使用をしてきましたので参考になるかと思います。
テントを選ぶポイント
①素材
- ポリエステル
- ポリコットン(TC)
- コットン
- ナイロン
通常のキャンプで使用するのはポリエステルとポリコットン(TC)なのでその2つの特徴を解説します。
ポリエステル

紫外線に強く、キャンプで一日中太陽光にさらされていても、劣化しにくいという特徴があります。
水をあまり吸わず、雨や朝露でもテントにカビが発生しにくく、また濡れても重量が変わりにくい点もメリット。
比較的リーズナブルな価格なことが多く、軽量ながら耐久性にも優れているという、素材としてのバランスのよさを備えています。
ただし、火や熱に弱いという欠点があり、焚き火などから火の粉が飛ぶとテントに穴があいてしまうので注意が必要です。
メリット |
・紫外線に強い ・水を吸わず、カビが発生しにくい 重量も重くなりにくい ・比較的価格がリーズナブル |
デメリット |
・火や熱に弱い |
ポリコットン

速乾性と耐久性が高いポリエステルと、通気性や吸湿性に優れたコットン生地の混紡素材です。ポリエステルのメリットを持ちながら、コットンの水分の含みやすさや乾きにくさといったデメリットを解消しています。
ポリエステル65%・コットン35%という割合が多く、火の粉や紫外線に対しても優れた耐性があります。透湿性が高いので結露が発生しにくく、生地が厚いため遮光性が高いのもメリットです。
デメリットとしては、普通のポリエステルよりも乾かすのに時間がかかる点、テント自体が重くなってしまう、収納に嵩張る点が挙げられます。ただ、他の素材と比べても優秀な素材です。
メリット |
・ポリエステルとコットンの良いとこどり ・火の粉に強い。燃えにくい。 ・生地が厚く、遮光性が高い ・生地の風合いがおしゃれ |
デメリット |
・乾きにくい ・ポリエステルより重い ・収納に嵩張る |
形状
- ドームテント
- ツールームテント
- ワンポールテント(ティピー)
- ロッジ型テント
- シェルターテント
など他にもあると思いますが、ここでは主な5種類を挙げさせてもらいます。
ドームテント

一番主流なテントの形状です。軽量さ、コンパクトさが魅力です。
ツールームテント

ドームテントを延長し、リビングスペースを確保したのがツールームテントです。
ファミリー向けでサイズが大きく、ソロキャンプでの使用には向いていません。
ワンポールテント(ティピー)

中央1本のポールで支える円錐型のテントをワンポールテント(ティピー)といいます。
設営のしやすさや見た目のおしゃれさが特徴です。
ロッジ型テント

90年代は主流だった形です。
クラシックで可愛いな見た目と居住空間の広さが特徴です。
パップテント

別名「軍幕テント」や「シェルターハーフ」とも呼ばれます。
特徴的なのは、そのシンプルな構造と無骨なデザインで、ソロキャンプやブッシュクラフトで人気があります。
サイズ
ソロキャンプの場合はもちろん1人での設営撤収となりますので、当然楽に立てられるソロ用の小さいテントが良いです。
可能であればファミリー用、ソロ用で使い分けるのが良いのですが、併用したい場合は中間サイズのテントを用意するのが良いでしょう。
おすすめのテント20選
今回はソロキャンプ向きの
- ドームテント
- ワンポールテント(ティピー)
- パップテント
の3種類のおすすめを紹介していきます。
ドーム型テント
【snow peak】アメニティドームS

設営サイズ | 約355×230×120(h)cm |
収納サイズ | 約58×18×23(h)cm |
重量 | 約5kg |
素材 | ポリエステル |
定員 | 1〜2名 |
インナーテント | 付属 |
参考価格 | ¥41800(税込) |
通販サイト | 公式 Amazon 楽天 |
アメニティドームはぼくも最初に購入したテントで現在も愛用しています。
20年以上前から続くロングセラーモデルで間違いないテントです。
スノーピークのこのカラーは自然に馴染んでかっこいいです。
エントリーモデルですが、設営が簡単で丈夫。前室があって使い勝手が良く、耐水性能も高い。さすがスノーピークといった高性能でキャンプ歴が長い人も愛用していることが多いです。
地上高をなるべく抑えた設計で風に強いのは特に初心者には心強いメリットです。
【Caleman】ツーリングドーム/ST

コールマンの超定番テントです。
名前の通りツーリングキャンプやソロキャンプ向きのコンパクトなテント。
カラーリングも渋くてかっこいいです。
設営が楽で強度も高く、高品質で低価格。コストパフォーマンス抜群です。
【Caleman】ツーリングドーム/LX

前述したツーリングドームSTよりも一回りサイズが大きくなったのがツーリングドームLXです。
定員も2〜3人となっています。
ツーリングドームSTでは小さく、ソロキャンプだけでなく、デュオキャンプも行いたいという方におすすめです。
【ogawa】 ステイシーSTⅡ

ソロキャンパーやライダーからの絶大な人気を誇る、ogawaのロングセラーモデルのステイシー。
このサンドベージュカラーが渋くてオシャレでかっこいいです。
広々とした前室があるので雨が降っても靴とか荷物が濡れにくくて便利です。
ogawaのテントって意外と使っている人が少ないので、前述したツーリングドームやアメニティドームより人と被りにくいです。
【BUNDOK】ソロドーム

バンドックのソロドームは軽量でコンパクトさがピカイチなので徒歩やツーリングキャンプに最適です。
カーキカラーは渋くて野営や無骨なギアとの相性ピッタリです。
耐水圧3000mmと耐水性能も抜群で価格1万円台と高コスパです。
【DOD】ライダーズバイクインテント

名前の通りキャノピーを跳ね上げればバイクをテント内に停められ、テントの中からバイクを眺めることがことができるバイカー向きのテントです。
もちろんツーリングキャンプでなくても問題ないです。
ワンタッチでの設営可能なシステムとなっており楽々設営です。
【QUICKCAMP】ダブルウォール ツーリングテント

コスパ最強ブランドのクイックキャンプから出ているソロ用ワンタッチテントです。
設営時間60秒と超早く設営可能です。
ダブルウォール仕様で結露にも強く冬キャンプでも使いやすいです。
タンカラーが渋く、フォルムもカッコ良いのでキャンプ場にいたら二度見間違いなし。
【MSR】エリクサー1

エリクサーは、MSRのバックパッキングテント・シリーズの中では最も居住性が高いモデルです。
2本のポールを2ヶ所で交差させ、天井部にさらに短いポールを追加することで箱型に近い空間をつくり、快適な居住性を実現しています。
このレッドとホワイトのカラーが個人的にめちゃくちゃかっこいいなと思います。
インナーテントとして使用可能なのでキャンプの幅が広がります。
【snow peak】ミニッツドーム Pro.air1

設営サイズ | 約230cm×235cm×115(h)cm |
収納サイズ | 約59cm×20cm |
重量 | 約2.95kg |
素材 | 20Dシリコンポリエステルミニリップストップ |
定員 | 1〜2人 |
インナーテント | 付属 |
参考価格 | ¥95040 |
通販サイト | 公式 Amazon 楽天 |
snow peakの上位モデルであるproシリーズのソロテントです。
Proシリーズは通常のモデルよりもさらに高品質な素材を使用しており、丈夫で軽量です。
proモデル特有のカラーリングがかっこいいですし、所有欲が満たされます。
今後キャンプに行きまくる予定がある方であれば上位モデルを購入するのも十分ありです。良い道具がどんどん欲しくなるので、最初に最上位を買うのはむしろ安上がりになるかもしれません。
値段はお高めですが、後悔はしないです。
ワンポールテント(ティピー)
【tent-Mark DESIGNS】サーカスTC+

設営サイズ | 約442×420×280(h)cm |
収納サイズ | 約65cm×24cm |
重量 | 約10.98kg |
素材 | TC(ポリエステル65%コットン35%) |
定員 | 2人 |
インナーテント | 別売り |
参考価格 | ¥43780 |
通販サイト | 公式 Amazon 楽天 |
超人気テントのサーカスTCが廃盤となり、その復刻版がサーカスTC+です。
TC素材の風合いが良く、夏は影が濃く、冬は暖気を逃さない通気性、遮光性を兼ね備えています。
ワンポールテントでは珍しい5角形ですが、簡単に設営ができるセットアップガイドがあり設営は簡単です。
シンプルな見た目でかっこよく、1〜2人で使用するのにちょうどいいサイズ感となっています。
人気すぎて大きめのキャンプ場では必ず見かけるので人と被りたくない人は向いていません。
また、重量10.98kgとかなり重いのでオートキャンプ専用と言っても良いです。
【tent-Mark DESIGNS】サーカスTC DX+

設営サイズ | 約420×442×280(h)cm |
収納サイズ | 約63×27×27cm |
重量 | 約13.1kg |
素材 | TC(ポリエステル65%コットン35%) |
定員 | 2人 |
インナーテント | 別売り |
参考価格 | ¥52800 |
通販サイト | 公式 Amazon 楽天 |
サーカスTCDX+はサーカスTC+にサイドフラップが装備されたモデルとなります。
サイドフラップにより影の範囲を広くでき、小雨程度であればタープ入らずで過ごすことができます。
機能の追加によりサーカスTC+よりも重量がさらに重くなっているので注意が必要です。
【BUNDOK】ソロティピー1TC

設営サイズ | 約240×240×150(h)cm |
収納サイズ | 約240×240×150cm |
重量 | 約4.8kg |
素材 | TC(ポリエステル65%コットン35%) |
定員 | 1人 |
インナーテント | 付属 |
参考価格 | ¥14479 |
通販サイト | Amazon 楽天 |
バンドックのソロティピー1TCは人気のソロ用ティピーテントです。僕も愛用しています。
カーキのカラーが無骨で、バンドックらしく主張の弱いロゴでシンプルでかっこいいです。
フロントフラップが装備されており、小雨程度であればタープなしで過ごすことができます。
小型のティピーテントなのでもちろん設営撤収が楽々に行えるのもメリットです。
テント内はコットを置くと頭がテントに当たってしまうのがデメリットですが、
センターポールを別売りの二股ポールに交換することで、テント内の居住空間を広くすることができ、頭がテントに当たることはなくなるのでとてもおすすめです。
【ogawa】タッソTC

設営サイズ | 六角形:370×250cm 七角形:430×220cm 八角形:480×195cm |
収納サイズ | 74×24×24cm |
重量 | 約7.4kg |
素材 | TC(ポリエステル65%コットン35%) |
定員 | 1人 |
インナーテント | 別売り |
参考価格 | ¥71500 |
通販サイト | 公式 Amazon 楽天 |
張り方のバリエーションが豊富で、好きなスタイルで好きなように張ることができます。気分や状況に自在に合わせられる自由度の高さがタッソの魅力です。
床形状がhexagon(六角形)・heptagon(七角形)・octagon(八角形)の3パターンに変形でき、多角形対応のためのフラップを使用しての跳ね上げアレンジも多様となっています。
テントもずっと使っていると飽きというものが出てくるもので、タッソであれば毎回違った張り方ができるので飽きにくく、長く愛用できるテントだと思います。
【DOD】ライダーズワンポールテント

DODのライダーズシリーズのワンポールツールームテントです。
ライダーズシリーズは名前の通りバイクツーリングキャンプをする方向けのテントで軽量、コンパクトとなっており持ち運びに原理です。
広いインナーテントと前室が備わっており、前室ではテーブルも置ける広さとなっています。
キャノピーにより日陰面積をさらに増やすことができるため快適に過ごせます。
パップテント
【BUNDOK】ソロベース・ソロベースEX

設営サイズ | 約360×190×110cm |
収納サイズ | 約40×20cm |
重量 | 約4.48kg |
素材 | TC(ポリエステル65%コットン35%) |
定員 | 1人 |
インナーテント | 付属 |
参考価格 | ¥43780 |
通販サイト | Amazon 楽天 |
パップテントブームの火付け役となったのがこのバンドックソロベースです。
軍幕らしい無骨なカラーリングであり、TC素材で夏は涼しく、冬は暖かく、使い勝手が良いです。
EXはスカートとサイドウォールが追加されたモデルで通常モデルよりも雨風が凌ぎやすいので、そちらの方が万人におすすめできます。
【GRIP SWANY】FIRE PROOF GS TENT

まず思うのは見た目がめちゃくちゃかっこいいですよね。このオリーブ色渋くてたまらないです。
綿100%の風合いも良いです。
BRAZE SHLELDはグリップスワニーオリジナルの素材で、難燃性繊維の使用や防炎加工を施すことにより、燃えにくくした素材です。
以前は品薄状態でしたが、現在はキャンプブームの終わりによって在庫はあるようです。
【QUICKCAMP】ポリコットン ツインポールソロテント

設営サイズ | 幅335×180×130(h)cm |
収納サイズ | 約50×20cm |
重量 | 約7.8kg |
素材 | TC |
定員 | 2人 |
インナーテント | フロントフルメッシュ仕様でインナーテント不要 |
参考価格 | ¥14980(税込) |
通販サイト | 公式 Amazon 楽天 |
クイックキャンプから出ている、TC素材のパップテントです。
このテントの特徴は、シングル、セミダブルサイズのマットがスッポリ収まる、バスタブ構造のグランドシートが装備されていることです。
それによりインナーテントを使用せず、開放的な寝床を使用することが可能です。
【TOMOUNT】 パップテント ポリコットン TCソロテント

このTOMOUNTのテントはこれまで紹介したパップテントの中では一番サイズが大きいです。
ソロではもちろん、2人まで使用可能ですので、ソロ、デュオ両方で使いたい人には便利です。
サイドウォールとスカートが装備されているのもメリットで、周りの視線や雨風を凌ぐことができます。
薪ストーブ用の煙突窓があり、薪ストーブを使う予定のある方にもおすすめできます。
【OneTigris】 ROC SHIELD

設営サイズ | 約420×220×160(h)cm |
収納サイズ | 約58×20×20cm |
重量 | 約7.4kg |
素材 | TC(ポリエステル65%コットン35%) |
定員 | 2人 |
インナーテント | 別売り |
参考価格 | ¥31000(税込) |
通販サイト | Amazon 楽天 |
サイズが比較的大きく、サイドウォール、スカートが装備されているため、プライベート空間を広く確保できます。
ソロテントとして使うのはもちろん余裕があり、2人用テントとしても使えます。
細かいところにもこだわっていて、ポールの素材は丈夫で軽量なジュラルミン、高品質なYKKジッパーを採用しています。高品質なテントでコスパ抜群です。
【OneTigris】 SOLO HOMESTEAD

設営サイズ | 約400×240×160(h)cm |
収納サイズ | 約23×59cm |
重量 | 約8.3kg |
素材 | TC(ポリエステル65%コットン35%) |
定員 | 2人 |
インナーテント | メッシュ窓、グランドシートあり |
参考価格 | ¥42000 |
通販サイト | Amazon 楽天 |
One TigrisのSOLO HOMESTEADは復刻風軍幕とハウス系を組み合わせたオリジナルのデザインとなっており、唯一無二です。
クラシカルな外観と高い機能性を両立させています。
「SOLO」と名前に書いてありますが、テント内はコットを2つ余裕で置けるほど広々としており、デュオキャンプも快適に使用できます。
【まとめ】ソロキャンプにおすすめのテント20選!【おしゃれ・高コスパ・高機能】
この世に無数あるテントの中から、初心者向けに買って損はしないと思えるテントを厳選して紹介しました。
安さだけを求めるならもっと安いものもありますが、せっかくテントを買うなら失敗しない、ある程度は良いものを買うと後々結局安上がりになることが多いと思います。(安物買いの銭失い)
妥協して買うよりも気に入った良いものを最初に買った方が、所有欲も満たされるし、早く張りたくなって、キャンプに行きたくてウズウズすること間違いなしです。
ぜひ自分の好みに合ったカテントを見つけて、ソロキャンプを思いっきり楽しんでください!
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