先日利用させていただいた、「村営山中湖キャンプ場」が涼しくて、雰囲気も良くて夏キャンプにおすすめできるキャンプ場でした。
キャンプといえば夏っていうイメージがあると思いますが、
冬キャンプは焚き火やストーブ、高性能のシュラフなどで比較的温度調節ができるのに対して、夏は温度調節が難しくて過酷なパターンが多いです。
(設営撤収は汗だく。夜は寝苦しい。etc)
夏キャンプを快適に過ごすにはキャンプ場の選び方が一番重要かと思います。
- 標高が高くて気温が低め
- なるべく日差しを遮ることができる林間サイトがある
- シャワー(お風呂)の設備がある(近隣にある)

この3つを条件にキャンプ場を選ぶことをお勧めします!
「村営山中湖キャンプ場」は網羅できてます🙆
ソロキャンプ歴5年、様々なキャンプ場を利用してきた私が解説します!
村営山中湖キャンプ場が夏キャンプにおすすめな理由
高い標高
標高は100m上がるごとに0.6℃下がると言われています。
今回お邪魔させていただいた「村営山中湖キャンプ場」は標高約1000mなので、
例えば標高0m平地のところが32℃だとすると山中湖は26℃となります。

6℃低いと車から降りた瞬間に「涼しいー!」と感じます!
林間サイト
林間サイトであればある程度日差しを遮ってくれるため、夏キャンプでも比較的涼しく過ごすことができます。
夏キャンプで一番暑くてきついタイミングは「設営撤収時」だと僕は思っています。
タープを張ればある程度日差しを遮ることは可能ですが、設営撤収は日差しを影響も受けることになりますので、
林間サイトであれば、ある程度日陰の中で設営撤収を行うことができるので、ストレスが少ないと感じています。

林間サイトを選んで設営撤収もなるべく涼しく行いたい!
シャワーの設備がある
夏の汗のベタつきは体感温度をさらに上げてきます。
夕方以降にシャワーを浴びられると、ベタつきを解消してくれるため体感温度としてはグッと下げてくれます。
(村営山中湖キャンプ場のシャワーは一回300円で利用可能)
ぼくは浴びなくてもいられるタイプなので個人的には必須ではないですが、あると快適に過ごすことができるかと思います。

シャワーで暑さをリセット!
村営山中湖キャンプ場の概要
基本情報
アクセス
★車の場合
東富士五湖道路・山中湖ICより車で約10分。「文学の森公園」内。
★高速バスの場合
・新宿駅より山中湖旭日丘バスターミナルまで高速バスで約2時間半。
旭日丘バスターミナルからキャンプ場まで徒歩で約20分(上り坂あり)。
周辺施設
●文学の森公園、三島由紀夫文学館 ・・・隣接
●山中湖パノラマ台 ・・・車で約15分
●花の都公園 ・・・車で約15分
●日帰り温泉「紅富士の湯」・・・車で約10分
●日帰り温泉「石割の湯」・・・車で約10分
●絶景ハイキングコース
●スーパー「オギノ」・・・車で約15分
利用料金
| 施設利用料 | 1人 1泊あたり |
|---|---|
| 大人(中学生以上) | 500円 |
| 子供(3〜小学生) | 300円 |
| ペット | 500円 |
| キャンプサイト(休日、トップシーズン料金あり) | 1サイトあたり |
|---|---|
| フリーサイト | 3500円〜 |
| エコノミー・バイクサイト | 2000円〜 |
| 日帰りキャンプ | 3000円〜 |
| 貸切サイト(団体専用) | 40000円〜 |
| ロッジ宿泊 | 一泊あたり |
|---|---|
| 大人 | 3000円 |
| 小学生以下 | 1000円 |
| 3歳未満 | 無料 |
<アーリーチェックイン・レイトチェックアウト>
フリーサイト、ソロ・オートバイサイトは追加料金¥1,000にて利用可能です。
チェックイン・アウト
| チェックイン | 13:00〜 貸切サイト(団体)のみ 11:00〜 |
| チェックアウト | 〜11:00 貸切サイト(団体)のみ 〜10:30 |
予約方法
事前予約はなっぷにて行います。
事前予約 なっぷ:https://www.nap-camp.com/yamanashi/11265
当日予約は電話にて:0555-62-0146
村営山中湖キャンプ場のレビュー
受付


入場してすぐ目の前にある建物が管理棟です。そこで受付をします。

受付には薪(広葉樹・900円)は売っているのと、自動販売機があります。それ以外の販売はなさそうです。
Aサイト(ソロ・バイクサイト)



ソロ・ディオなどコンパクトにキャンプをしたい人向けのサイトです。今回はこのサイトを利用させてもらいました。

広い森の中にキャンプサイトがあり、雰囲気抜群でした!
注意点としては、車の横付けはできませんので、荷物の積み下ろし時以外は所定の駐車場に止める必要があります。
サイト内は平らに整備されている場所が点々とあり、傾斜が強くて困ることはなさそうでした。
ただ、それ以外は整備されていませんので、キャンプ場からの情報によるとスタックしやすいようです。※スタックした場合は個人での対応になります。
炊事場


炊事場はお湯はでませんが綺麗に管理されており、気持ちよく利用できます!
トイレ


Aサイト(エコノミー・バイクサイト)利用時は管理棟のトイレを利用させてくれました。
管理棟のトイレのみウォシュレット機能がついており、ウォシュレットがないと困る民としては助かります。
Bサイト(フリーオートサイト)


ほとんどAサイトと雰囲気は変わらず、所々平坦に整備されて、少し広めです。
Bサイトはオートサイトとなりますので、車の横付け可能です。

車横付けが必須の人や、グループキャンプにおすすめのサイトです!
トイレ(Bサイト)

外観は公園にあるトイレという感じです。


便器はわりと新しく、清潔感がありました。
ウォシュレットはついてませんので注意が必要です!
炊事場(Bサイト)
Aサイト同様の炊事場があります。同様に清潔に保たれていました。
Cサイト(フリーオートサイト)

Cサイトは基本的にはBサイトと同様です。
トイレや炊事場も同じものが完備されています。
ゴミ捨て場

ゴミ捨て場は管理棟の横にあります。
この価格で追加料金なしでゴミも回収してくれるという親切さ。
キャンプでのゴミって持って帰ると処理が結構大変なので本当にありがたいです。
灰捨て場はこのゴミ捨て場の前にあるのと、炊事場にもあります。
【まとめ】村営山中湖キャンプ場は夏におすすめ!筆者のおすすめサイトは

標高が1000mと高く、気温が低めで林間サイトのため、より涼しく過ごせます。
山中湖のメインの道路はバイクや車がけっこう走っていて、騒がしかったり、キャンプ場によっては道路がすぐそこっていう立地のところも多いです。
しかし、村営山中湖キャンプ場は、メインの道路から少し離れた場所にありますので、静かに過ごせます。
元々の森の形を生かしたキャンプサイトのため、雰囲気抜群の林間サイトで過ごせる時間は格別です。
ちなみに個人的なおすすめのサイトはAサイトになります。
- サイトの中で一番安い料金。
- 広さ以外は他とそこまで大きく変わらない。(大人2〜3人程度なら問題なし)
- ウォシュレットが付いている管理棟のトイレが比較的近い。
- オートサイトではないが、荷物の積み下ろしは横付け可能でそこまで不便では無い。
行ったことがない方は一度行ってみてはいかがでしょうか!



コメント